近頃、日本語がブームになっとるわけで
本屋に行けばたくさんの日本語に関する本が平積みされとります。
また、テレビでも日本語を題材に使った番組が数多く放送されとります。

そこでこの「オノマトペ」。一回ぐらい聞いたことあるんでなかろうか？
これは「擬音語・擬声語・擬態語を包括的にあらわす」フランス語。
日本語はこの「オノマトペ」が諸外国に比べて豊富なんやそうな。

短歌の世界でも「オノマトペ」を使った歌がいっぱいあるんやけど
普段使う使い方をしないとこがおもしろい！例えば・・・

真夜中にきらきら座る少女たち箱詰めされる球体として

きらきらとそんなに笑ってくれなくていい君に焼かれる虫眼鏡ごし

これは『短歌があるじゃないか。?一億人の短歌入門』っていう本からの
引用なんやけど「きらきら座る」とか「きらきら笑う」って
なんか素敵な表現やねぇ。
普通なら「きらきら光る」とかになるんやろうけど・・・・・
いやぁ?、勉強になります。

この前、じゅんたろうから
「毎日パチスロ行って、よう飽きひんなぁ」って言われたんやけど、
申し訳ない、全然飽きひん。
パチスロのおもしろさを「オノマトペ」で表現します。
オレがよく打つ「吉宗」という機種は液晶部分に襖型のシャッターが
付いとるんやけど、その演出はこんなかんじ。

カカカッ！シャ??・・・カカカッ！シャカ！ひっひっひ・・・。
ティロリ?ン。うふっ。シャカ！ひっひっひ・・・。
ティロリ?ン。・・・ティロリ?ン。・・・
ゴゴゴゴゴ・・・ボトッ。ゴゴゴゴゴ・・・シャッカッ！
パカラッパカラッ・・・・・・って、やぶさめかいっ！

もう書いとるだけで、楽しくなってくるわいな。
りょうめいならこの「オノマトペ」だけで映像が浮かんでくるはず。

というわけで、今回は溝の口の駅裏にあるそば屋で見つけた
不思議なメニューで一首。

【今日の短歌】
気になるがたぶんふつうのアレやろう溝の口駅南口にて

作ってしまうと気にならなくなるものです
本日は50点

特に意味はないですがきらきらをわくわくに変えてみました

真夜中にわくわく座る少女たち箱詰めされる球体として

わくわくとそんなに笑ってくれなくていい君に焼かれる虫眼鏡ごし